フロアヒンジとは

扉の軸下の床に埋込んで、ドアの荷重を支え、開けられたドアを適切なスピードで閉める装置です。

集合住宅のエントランス風除扉、オフィス、店舗ドアの吊元（下部）の床に埋め込んである

油圧式タイプです。

フロアヒンジの耐久年数は5～10年が目安と言われています。

フロアヒンジの交換の時期

5～10年経つと、フロアヒンジ本体の経年劣化、腐食、油漏れなど様々な不具合が出てきます。

竣工時から比べ、扉が勢いよく閉まったり、扉のガタツキがある場合は交換の時期です。

フロアヒンジを長年使用されていると、フロアヒンジ本体内部、部品などの摩耗・劣化により、

当初の性能が維持できなくなります。

この様な不具合のまま放置していると、急なトラブルが起こるので非常に危険です。

この様な症状が出たら交換が必要です。

◆油が漏れだして扉が閉まるスピードが速すぎる。

◆扉の建て不良や歪みなどにより開閉が悪い。

◆扉のガタツキ、変形、歪みによる開閉不良、異音が鳴る。

　この様な症状については気軽に何でもご相談ください。



フロアヒンジ交換前の状態

◆フロアヒンジのセメント箱の錆で穴が開いて扉のガタツキ発生。

◆油漏れが原因で扉が勢いよく閉ってガラスが割れてしまって数日後硝子を交換したが

　　扉が閉まる勢いが変わらず「バタン！」と大きな音が出る。

◆扉が勢いよく閉まる影響で歪みが発生し、左右扉の戸先が揃わなくなったので

　見栄えが悪い。

◆このまま放置すると危険なのでフロアヒンジを交換したい管理組合様の要望でした。



フロアヒンジ交換後

◆フロアヒンジ交換と扉の周辺金具まで交換して扉は静かに閉まる様になりました。！

◆また、天枠（天井）に召し合わせ戸当たりを設置し、左右扉が召し合わせが揃うようになり

見栄えも良くなりました。

マンションの管理組合様より、ご発注頂き、弊社の在庫品でしたので5日位で作業が完了して

とても好評でした。！😅