集合玄関キースイッチ
PRKS-232(集合玄関キースイッチ)
キースイッチとは
鍵を持っている人だけがカギを回し解錠信号を送ってマンション共用玄関の自動ドアや電気錠等を開ける仕組みです。
主に使われている所
マンションの共用玄関の自動ドア、電気錠、エレベータ、電動シャッター、警備用、照明器具のスイッチ等に使えます。
主な不具合の症状
マンション共用部のカギの中でも一番使用頻度が高く、使用頻度と経年劣化による鍵穴の摩耗が原因です。
■カギが回らない。■引っかかって回しにくい。
■カギの抜き差しが悪い。■カギが抜けない。
■カギは回るが、自動ドア(又は電気錠)が開かない。
■その他、カギ折れ、悪質な悪戯による異物混入など
この様な不具合で、頻繁に緊急出動修理依頼があるのがキースイッチです。
納期に付いて(受注生産品)
キースイッチは受注生産品なで製造メーカーに依頼して製作するので、約1ヶ月納期がかかります。
管理会社やマンション管理組合様、オーナー様はあらかじめ予備品として作って置けば
すぐに交換対応できるので、お住まいの方々へご迷惑をおかけしなくて済むと思います。
耐久年数に付いて
キースイッチの耐久年数はと質問されることが多いですが
使用頻度(世帯数に比例)や使われている環境、複製キー使用などにより、耐久年数は短くなります。
又、最近の鍵は精度が高いため、粗雑な複製キー使用により、故障が増え、もっとも寿命(耐久年数)が短くなっています。
キースイッチは、電球のように消耗品の様なもので、耐久年数は何年とは言えません。
自動ドアのカギが開かない!
キースイッチ分解修理前
エントランス自動ドアのカギが引っかかって解錠出来ない。
キースイッチを脱着分解修理中
キースイッチを脱着して見ると
カギ穴には摩耗して削られた金属粉と埃などが大量に堆積しているので
脱脂洗浄とカギ専用潤滑剤を注入して回る様になりました。
カギが回らない原因は、
使用頻度と経年劣化による鍵穴の摩耗が原因です。
キースイッチ分解修理後
脱脂洗浄修理後は
カギの抜き差しの改善と回るのスムーズになりました。
作業完了後
作業完了後